人民網日本語版 2017年11月11日(土) 14時20分
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国産大型旅客機「C919」の「101号機」が10日に陝西省西安市閻良区に移されることになった。これによりC919の上海地区における検査とテスト飛行が一段落し、次の研究開発・テスト飛行及び耐空証明の作業に入ることになる。写真はC919。
中国商用飛機有限責任公司が9日に発表した情報によると、国産大型旅客機「C919」の「101号機」が10日に陝西省西安市閻良区に移されることになった。これによりC919の上海地区における検査とテスト飛行が一段落し、次の研究開発・テスト飛行及び耐空証明の作業に入ることになる。新華社が伝えた。
今回の西安市閻良区までの飛行は、C919にとって初の長距離飛行となる。大型旅客機プロジェクトは初期検査・テスト飛行から、航空路線の距離まで拡大したテスト飛行の段階へと移った。
C919の「101号機」は西安市閻良区のテスト飛行基地に移ると、さらに厳しい耐空証明及びテスト飛行作業に入る。国際標準に基づき安全な航空機を開発することは、同社の一貫した原則だ。中国民用航空局(CAAC)は2010年にC919の型式合格証の申請を受理し、手続きに基づき耐空審査活動を展開した。C919は欧州航空安全機関(EASA)の型式合格証を申請し、すでに受理されている。
国産新型リージョナルジェット「ARJ21−700」の試験・テスト飛行の経験は、C919の試験・テスト飛行の効率を高め、耐空証明の取得にかかる期間を短縮する。しかし制御法則や複合材料などの重要・コア技術の耐空証明は新たな課題となる。
C919の中国国内外のユーザーは27社、受注総数(確定済みと検討中が約半数ずつ)は730機に達している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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