<北京五輪>台湾代表は「中国台北」?=中国の合意破りと台湾が猛反発―中国メディア

Record China    2008年7月12日(土) 15時16分

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2008年7月、中国の一部メディアが台湾五輪代表を中台合意の名称である「中華台北」ではなく「中国台北」と表記、台湾の反発を呼んでいる。写真は05年、中国での親善試合に挑んだ「チャイニーズ・タイペイ」女子バレー代表。

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2008年7月、中国の一部メディアが台湾五輪代表を中台合意の名称である「中華台北」ではなく「中国台北」と表記、台湾の反発を呼んでいる。9日、国務院台湾事務弁公室の楊毅(ヤン・イー)報道官はどちらも英語名「チャイニーズ・タイペイ」の翻訳であり、問題はないとの見方を示した。11日、新華社が伝えた。

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台湾と中国は名称表記問題など政治問題をめぐって五輪の場で対立を続けてきた。1981年に台湾は「チャイニーズ・タイペイ」の名称を使うことで合意、1984年のロス五輪より大陸、台湾の同時参加が続いている。

英文名の漢字表記は「中華台北」とすることで中国及び台湾の五輪委員会は合意している。しかし一部大陸メディアは「中国台北」と表記していることから、台湾では「まるで中国の一部のように表記している」と反発を呼んでいる。9日、楊報道官は両五輪委員会の合意にはメディアなど大陸の一般団体に名称の使用を強制することは含まれておらず、「中国台北」も「中華台北」もともに英文名「チャイニーズ・タイペイ」の翻訳であることから問題はないとの見方を示した。(翻訳・編集/KT)

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