<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・渋滞解消なるか?五輪専用道の設置着々

Record China    2008年7月10日(木) 16時5分

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深刻な渋滞はオリンピック開催時、解決するのか…。北京は次々と対策を講じている。ナンバープレートの偶数と奇数による車両規制は7月20日から実施されるが、それとともにスタートするのが「オリンピック専用道路」。写真はオリンピック専用道路。

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深刻な渋滞はオリンピック開催時、解決するのか…

世界中の懸念を集めているこの問題に対して、北京は次々と対策を講じている。ナンバープレートの偶数と奇数による車両規制は7月20日から実施されるが、それとともにスタートするのが「オリンピック専用道路」。五輪競技場や関連施設の周囲に最近、多く見られる五輪マークの標識が目印である。

いずれも道路の、一番左側の車線(中国の車は右側通行)に置かれ、路面には白地に五輪マーク、そして路肩には青地の五輪マークがそれぞれ置かれ、ドライバーに注意を促す。すでに、標識の設置作業は始まっており、オリンピック公園周辺は設置が終わっている。

「2008年北京五輪専用道路についての通告」によると、この専用道路が稼動するのは、7月20日から9月20日まで。オリンピック関連の通行証を持った車両のみが通行で、その他の車両や歩行者は立ち入ることができない。場所によって、時間規制があるところと、無制限のところがあり、注意が必要。なお、北京市では他に「公共バス専用道」が併設されているところがあるが、その場合、自家用車は「バス専用道」を走行することが許される。

なお、違反者に対しては200元(3000円)の罰金が課されるそうだ。

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

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