<改革開放30周年>「重大事件」筆頭は、「林彪・『四人組』裁判」―中国

Record China    2008年7月10日(木) 12時10分

拡大

9日、中国の最高検察機関・最高人民検察院が発行する新聞「検察日報」が選んだ「改革・開放から30年間の重大事件」の筆頭に、81年の「林彪・『四人組』裁判」が挙げられた。写真は林彪(りんぴょう)。

(1 / 2 枚)

2008年7月9日、中国の最高検察機関・最高人民検察院が発行する新聞「検察日報」は、改革・開放政策30周年を記念して、「30年間の重大事件を振り返る」と題するコラム記事を掲載した。

その他の写真

その中で筆頭に挙げられたのは、1981年の「林彪(りん・ぴょう)・『四人組(よにんぐみ)』裁判」。80年8月26日〜29日に開かれた第5期全国人民代表大会常務委員会の第16次会議で、最高人民検察院特別検察庁と最高人民法院(裁判所)特別法廷で公開裁判を行うことを決定。同年11月20日から2か月に及ぶ審理の結果、「文化大革命」を主導し大衆の迫害を行ったなど4つの罪状が読み上げられ、死刑や無期懲役が言い渡された。

当時の最高権力者、毛沢東(もう・たくとう)元主席の妻、江青(こう・せい)を始めとする「四人組」は76年の毛の死後、急速に勢いを失い逮捕。翌77年の党大会で、10年にも及んだ文化大革命の終焉が認定された。その後、復権を果たしたトウ小平(とう・しょうへい)元党中央軍事委員会主席により、改革・開放路線がスタート。中国はその後、目覚めしい経済成長を遂げるのである。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携