<北京五輪>初の「30秒ズレなし」が実現?各競技の“完全”生中継―中国

Record China    2008年7月9日(水) 18時35分

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8日、中国中央電視台は北京五輪の各競技を実況生中継する際、実際と放送に存在した時差をなくすと発表。妨害が入った聖火の採火式でみられた内外の映像の違いが解消され、本当の生中継が実現する。 写真は07年12月、同局と五輪委の調印式。

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2008年7月8日、中国中央電視台(CCTV)スポーツチャンネルの江和平(ジアン・ホーピン)総監は、北京五輪開催期間中の実況生中継で、これまで安全管理上必要とされていた30秒のタイムラグをなくすと発表した。さまざまなリスクを伴う実況中継における30秒の時間差放送撤廃は、中央電視台にとって初となる。

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江和平総監は「これまで中央電視台が行ってきた実況中継は、放送の安全を保証するために30秒遅らせたものだった。つまり視聴者が見ている実況中継は30秒前に発生したもので、この方法は世界各国のテレビ局が採用している」と説明。「北京五輪では30秒のズレを解消して、IBC(国際放送センター)の国際信号と同じものを使用。視聴者は本物の実況を見ることになる」と語った。

北京五輪期間中、中央電視台は7つのチャンネルで各競技を中継。3000人のスタッフを投入して、全番組の放送時間は2500時間を超えるとしている。(翻訳・編集/本郷)

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