2008年7月7日、人気ユニットF4のヴィック・チョウ（周渝民）主演ドラマ「痞子英雄」の収録テープが、紛失していたことが明らかになった。聯合報が伝えた。

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現在撮影中の「痞子英雄」だが、関係者によると先月22日、スタッフが台北市内の繁華街に停めたバイクにテープ15本を置き忘れ、慌てて取りに戻ったものの、わずか20分程度の間にすべて無くなっていたという。

紛失の事実を7日に公表した製作側によると、テープの存在はオリジナルのみで、いずれも複製を作成していない。しかし、しばらくは警察に盗難届を出さずに心ある人からの連絡を待つという。また、テープが戻った場合、5万NTドル（約18万円）の謝礼が支払われる予定。

なおドラマ関係者によると、テープにはヴィックの爆笑NGシーンはじめ、300万NTドル（約1100万円）を注ぎ込んで撮影された爆破シーンの一部始終、ヒロインのアイビー・チェン（陳意涵）が負傷した場面などもおさめられている。

先月はヴィックの元恋人、バービィー・スー（徐熙媛）主演映画「愛的発声練習」の原版フィルムが、何者かに持ち去られたばかり。今年はじめに破局した2人だが、災難の内容までピッタリ一致する「奇縁」が、関係者を驚かせている。（翻訳・編集/Mathilda）