<続報><刃物男>動機は「警官の暴行」?デマ流した男を逮捕―上海市

Record China    2008年7月8日(火) 12時33分

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7月7日、上海市公安局は記者会見を開き、「刃物男事件」に関するデマを流した男を逮捕したと発表した。写真は事件発生後の様子と楊容疑者。

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2008年7月7日、上海市公安局は記者会見を開き、「刃物男事件」に関するデマを流した男を逮捕したと発表した。中国新聞社が伝えた。

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今月1日、上海市閘北区で、短刀、木槌、スプレー、防塵マスク、手製の火炎瓶などで武装した男が庁舎に乱入する事件が起きた。何の備えもなかった内勤の警官らは次々と刃物の前に倒れ、警官6人が死亡、3人が負傷、警備員1人が負傷している。

これだけの凶悪事件を起こした動機はなんだったのか注目が集まっているが、警察は当初「昨年、自転車窃盗容疑をかけられた恨み」と発表したが、後に撤回し動機については謎に包まれたままだ。一方、インターネットでは「楊佳(ヤン・ジア)容疑者は警官に暴行を加えられ生殖能力を失ったことを恨みに思っていた」とのうわさが広がっていたが、7日、上海市警察はこのうわさを否定。注目を集めるためにデマを流したとして江蘇省蘇州市在住の男を逮捕した。

うわさが広まった背景には貴州暴動が大きな影響を与えるなか、警察など政府権力の横暴への怒りがあると見られる。(翻訳・編集/KT)

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