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ミネラルウォーターに発ガン性物質、企業よりの安全基準見直しへ―中国

配信日時:2008年7月8日(火) 8時43分
ミネラルウォーターに発ガン性物質、企業よりの安全基準見直しへ―中国
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7日、中国で生産されているミネラルウォーターには発ガン性物質の一種ブロメートの含有量に関する基準が定められておらず、この10数年間野放しの状態だったという。資料写真。
2008年7月7日、「中国青年報」の報道によると、中国で生産・販売されているミネラルウォーターには発ガン性物質の一種・臭素酸カリウム(ブロメート)の含有量に関する基準が定められておらず、この10数年間野放しの状態だったという。

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国家質量監督検験検疫総局がこのほど改定した「飲料用ミネラルウォーターの基準(案)」では、ブロメートの含有量を1リットルあたり0.01mg以下と定めているものの、この10数年間ブロメートに関する基準は設定されておらず、人々の健康は危険にさらされたままの状態だった。

この一因には、政府の基準決定部門が企業サイドに立った行政を行ったこと、即ち、基準制定当時の国内ミネラルウォーター業界の設備状況から見てブロメートを国際基準に合わせて制限すると大部分の企業が市場から退場をせざるを得ない状況だったため、結局基準の採用自体が見送られたことが挙げられる。

こうした例はミネラルウォーター業界だけでなく、他の業界でも散見される。例えばポリ塩化ビニル(PVC)製の食品ラップの基準は、中国では1988年に制定された国際基準に従い20年間実施して来ているが、世界の多くの国はこれを改定し、基準を引上げている。しかし政府は「企業の生存」を考慮し、依然として国民の健康を犠牲にしてこの基準を採用し続けているという。(翻訳・編集/HA)
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