2008年7月3日、中国新聞網によれば、公安部の孟宏偉（モン・ホンウェイ）副部長が、北京五輪で予想されるテロの可能性について言及した。北京オリンピックにおける安全面での対応は最終的な段階に入っており、オリンピックは安全に開催できると、その自信を明らかにした。

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孟副部長によれば、北京オリンピックで予想されるテロは、国際テロ組織、東トルキスタンなど中国国内のテロ組織、突発的な凶悪犯罪の3つだという。このうち、東トルキスタンのテロ組織がすでにネット上などでオリンピック開催期間のテロ活動を予告している。

北京オリンピックを安全に開催するため、中国政府と安全保障部門が厳重な対策を練っていると、孟副部長は明らかにし、軍や武装警察、公安警察などが協力して演習、訓練を行い、テロ攻撃への対応を十分行っているという。また、情報や捜査の面でも全国の部署が安全防備網を敷くとともに、テロが発生した場合の対応プランも万全という。（翻訳・編集/岡田）