旅の恥は掻き捨てないで!落書きの呆れた日本人観光客についてー中国市民にインタビュー

Record China    2008年7月3日(木) 0時27分

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国際的にも礼儀正しいことで知られている日本人観光客だが、今回の事件について、2日夜レコードチャイナは中国市民にインタビュー取材を行った。写真は「守禮之邦(礼節を尊ぶ国)」の四字額を掲げる沖縄首里城第二の坊門。

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女子大学生がイタリア・フィレンツェ市のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に落書き、大学側はこの大学生に対し厳重注意をしたと6月26日、中国の環球時報が報じた。

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その後も、28日、京都産業大の学生が、伊大聖堂に落書きし停学処分。また、水戸市の私立常磐大高の硬式野球部の監督は自分と妻の名前をハートマーク付きで落書きをしていたことが明らかになり、同校は29日付で、この監督を解任した。

国際的にも礼儀正しいことで知られている日本人観光客だが、今回の事件について、2008年7月2日夜レコードチャイナは中国市民にインタビュー取材を行った。

1、一般市民「日本人だろうが、なんだろうが、非常識な観光客は、どこの国にもいる。」

2、教育関係者「日本の学校の対応には納得がいかない!自分のメンツを潰しておいて謝ってすませるなんて中国ではありえない。」

3、落書き経験者「落書きするときに、個人情報を残すなんて、日本人って間抜け」

4、反日デモ参加者「イタリアって、寛容というか、度量が大きいからいいものの、中国の世界遺産で日本人が落書きしたら、国際問題に発展する。」

昨年5月、米最大手の旅行サイトを運営するExpediaがヨーロッパ12カ国、1万5000以上のホテルマネージャーに、日本、中国、アメリカ、フランスなど28カ国の観光客を対象者にして、礼儀や気前の良さなど10カテゴリーで最良と最低の国を選んでもらった結果を集計した。

日本人はマナーやエチケットをよく守り、礼儀正しく慎ましいという結果で、世界で最も歓迎される観光客とのアンケート調査結果が出た。

しかし、中国人は下から3番目だった。 昨年9月、香港のマスメディアは、中国政府が「国民の外国旅行時のマナー改善計画書」を作成し、マナーを守れない市民の海外旅行を制限するため「中国旅券法」の改訂準備を進めていると報じた。

海外訪問時に中国のイメージを損なう行為をしたことが明らかな者には、すぐに旅券を発行しないか、もしくは出国を制限する措置が取られるという。 関係者は中国人のマナーは、急速に改善され、飛躍的の良くなると話している。(取材/レコードチャイナ)

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