2008年7月1日、香港紙「文匯報」が先月28日、上海ディズニーランドが2012年にオープンする見通しと報道。これについてウォルト・ディズニー社と上海市はそれぞれ報道を否定した。「上海証券報」が伝えた。

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上海ディズニーランド建設のニュースが報じられて以来、建設予定地と名指しされた同市浦東地区の不動産所有会社をはじめ、市内の商業や観光業などの分野で株価は軒並み上昇した。上海市新聞弁公室スポークスマンは6月31日、「上海ディズニーランド建設については中央政府の認可待ちの状況。上海市は中央政府の決定に従う」と発言。「現段階でメディアに発表できるような進展はない」としている。

一方、ウォルト・ディズニー社も同31日、「テーマパークも含めたさまざまなプロジェクトについて上海市との交渉は続いているが、今のところ両者はいかなる合意にも達していない」とのコメントを発表。中央政府の認可の有無について同社が言及しなかった点に、「上海証券報」は関心を寄せている。（翻訳・編集/本郷）