香港資本、ウイグルに馬術基地を建設―新疆ウイグル自治区

Record China    2008年7月2日(水) 14時47分

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6月30日、香港資本が3000万元を投じて、新疆ウイグル自治区のカナスに馬術基地を建設しようとしていることがわかった。近々、英国のサラブレッドやトルクメニスタンの汗血宝馬も導入されるという。写真はカナス。

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2008年6月30日、新疆ウイグル自治区のブルチン県政府によれば、香港資本が3000万元(約4億5000万円)を投じて、新疆ウイグル自治区の“東洋のスイス”とも呼ばれる観光地のカナスに馬術基地を建設しようとしていることがわかった。中国新聞網が伝えた。

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新疆ウイグルは古来“天馬の故郷”と呼ばれ、牧草地の子供は馬の背で成長し、馬術にも秀でているといわれている。2008年3月、新疆ウイグル出身の馬術選手、劉麗娜(リウ・リーナー)選手が、香港で行われた国際馬場馬術大会で優勝し、北京オリンピック出場資格を得たが、オリンピック28種目のうち、馬術だけはこれまで中国本土の選手が参加したことはなかった。

同県の観光部門によれば、この馬術基地は面積が約26万6680平方メートルで、7月初旬に着工することになっている。基地内には厩舎、馬場、観客席、観光客向けのホテルなどのほか、馬術体験や馬術の服貸し出し、馬術訓練が行われる計画。現在、現地では馬の品種改良がすすめられており、近々イギリスのサラブレッド種、トルクメニスタンのアハルテケ(汗血宝馬)種との交配も予定されているという。(翻訳・編集/岡田)

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