大陸観光客招致のため、売買春の摘発強化―台湾

Record China    2008年7月1日(火) 12時3分

拡大

2008年6月、台湾では大陸観光客の招致拡大に伴い、国内売春業の規制強化に乗り出した。すでに6月初めより風俗街として知られる台北市万華区の徹底摘発を実施、性風俗業従事者の多くは市外に逃れたという。写真は深セン市の路上で客引きする性風俗業従事者。

(1 / 4 枚)

2008年6月、台湾では大陸観光客の招致拡大に伴い、国内売春業の規制強化に乗り出した。すでに今月頭より風俗街として知られる台北市万華区の徹底摘発を実施、性風俗業従事者の多くは市外に逃れたという。30日、中国新聞社が伝えた。

その他の写真

万華区には数百人の性風俗業従事者がいると見られ、警察の取り締まりが弱まる深夜に街頭で客引きをしていた。これまでも警察は売春業の取り締まりを実施してきたが、何度逮捕しても従事者が復帰するため、いたちごっことなっていた。馬英九(マー・インジウ)総統は大陸からの観光客誘致を公約に掲げているが、その環境整備の一環として徹底的な摘発が実施された。すでに性風俗業従事者の数は大幅に減少するなど成果を挙げているという。

一方で、強引な取り締まりに反対の声も上がっている。性風俗業従事者の支援団体「日日春」は社会的弱者を弾圧し、その生活の糧を奪うことは最終的にはより大きな社会問題を生み出すと批判している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携