<異常気象>降水量すでに207mm、10年ぶりに記録更新―北京市

Record China    2008年6月29日(日) 9時21分

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6月27日、北京市気象局は、今年に入ってから北京市では降水量が増加しており、過去10年における同期の記録を更新したと発表した。増水期には大雨と豪雨に見舞われる可能性がさらに高まるという。 写真は6月23日の北京。

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2008年6月27日、北京市気象局によると、今年に入ってから北京市では降水量が増加しており、過去10年における同期の記録を更新したという。新華ネットが伝えた。

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夏が到来し、北京市では雨の日が続き、湿度も高くなっている。データによると、6月24日まで、北京の平野部分の降水量は207mmに達し、例年同期比で70%増、昨年同期比で90%の増加となり、過去10年における同期比で最高となった。

北京市気象局の専門家は、「ここ数年、北京では干ばつが続き、今年になって降水量が増えたが、しかし、これでもまだ正常値だ」と話す。

6月、降水量の増加は、雷雨やにわか雨によるもので、13日と16日には、局地的に大雨が降った。専門家は、モンゴル上空に低気圧が停滞しているため、北京で最近、雷雨が頻発していると分析する。

連続の雨は人々の足に影響を与えるが、とくに豪雨のときは、低地に水がたまりができ、車両の交通に影響する。しかし、降雨によって干ばつの恐れを緩和し、大気中の汚染物が除去されるという利点もある。増水期に入ると、7月下旬から8月上旬にかけて、北京では大雨と豪雨に見舞われる可能性がさらに高まるという。(翻訳・編集/汪葉月)

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