<訃報>松山バレエ団の清水正夫氏が死去、日中友好にも尽力―日本

Record China    2008年6月27日(金) 13時33分

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26日、日中友好の先駆的な存在でもあった松山バレエ団の清水正夫氏が25日夜、死去した。四川大地震の発生を受け、自ら中国大使館に赴き、被災者の追悼を行うとともに、多額の義援金も送ったという。写真は03年10月、松山バレエ団の上海公演。

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2008年6月26日、中国新聞社によると、日中友好の先駆的な存在でもあった松山バレエ団の清水正夫氏が、25日午後6時27分、死去した。享年87歳。四川大地震が発生した際には、いち早く自ら中国大使館に赴き、被災者の追悼を行うとともに、多額の義援金を送っていたという。

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1948年、清水氏は夫人である松山樹子さんと松山バレエ団を設立し、日本のバレエ界を開拓してきたが、その一方で、日中両国の文化交流にも尽力してきた。松山バレエ団は、世界で初めて中国の映画「白毛女」をバレエに改編した公演を行い、1958年には周恩来(ジョウ・エンライ)首相の招きで中国公演も行っている。2008年5月には、来日した胡錦濤(フー・ジンタオ)主席、国務委員の唐家[王旋](タン・ジアシュエン)氏が清水夫妻のもとを訪問していた。

25日夜、家族と松山バレエ団による告別式が行われ、その後バレエ団の練習場で生前の映像が流され、胡主席らが訪問した際の映像も流された。清水氏の葬儀は、29日午前、東京・青山葬儀所で行われる。(翻訳・編集/岡田)

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