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<麻薬>3年間で強制治療80万人―中国

配信日時:2008年6月25日(水) 20時43分
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25日、国家禁毒委員会常務副秘書長兼公安部禁毒局局長の楊風瑞(ヤン・フォンルイ)氏は、3年間に及ぶ「毒物との戦いの成果」に関するプレス発表を行った。写真は河南省での禁麻薬宣伝活動。
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2008年6月25日、国務院弁公室は、国家禁毒委員会常務副秘書長兼公安部禁毒局局長の楊風瑞(ヤン・フォンルイ)氏を招き、3年間に及ぶ「毒物との戦いの成果」に関するプレス発表を行った。「央視網」が伝えた。

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楊氏によると今回の「毒物との戦い」は、「供給源の根絶」「毒物による危険の防止」「新しい常習者の発生阻止」を3大テーマとして2005年4月から展開、次の6つの大きな成果を挙げたという。

1.市民に対する教育を徹底し、毒物に対する知識や危険意識の高揚に成功した。特に教育部門と協力して青少年に対する教育を推進。学校から職場、家庭に至るまで毒物禁止キャンペーンを浸透させた。

2.常習者の社会復帰を助けるため、更正施設の設置や強制的な治療、教育などを行い、それまで明らかでなかった常習者の人数や現状を把握した。強制治療を施した人数は延べ80万8000人、3年以上再発しなかった元常習者は延べ6万7000人に上った。

3.供給源の断絶。特に海外からの供給源を中心に取締りを行い、毒物の主要供給源と言われる「金三角(ミャンマー、ラオス、タイの3国に接する地区)」で、ヘロイン12.9トンを没収するなど大きな成果をあげた。

4.製造、密売組織の徹底した取締まり。製造、密売グループのネットワークや組織本部などを中心に取り締まり、3年間で取締った件数14万4000件、逮捕者17万4000人、摘発した大型密売組織2544グループ、押収したヘロイン17.5トンなどに上った。

5.毒物の原料となる化学薬品や麻酔薬類の管理を徹底し、横流しや紛失などによって犯罪組織の手に渡ることの防止を図った。

6.国際協力。特にラオスとミャンマーとの協力を図り、農家のケシ栽培を中止させ、他品種への切替を促進するため合計1億元(約15億円)以上を投入、100万ムー(約6.7ヘクタール)以上の土地で品種切替に成功した。(翻訳・編集/HA)

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