2008年6月24日、新華網によれば、フランスの駐中国大使が23日、フランスは中国からの観光客を大いに歓迎していると話し、ビザ発給の手続き改善などをアピールした。

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北京地区でフランスへの観光ビザ申請者数はここ数か月連続で減少しており、もはや現実的な問題に発展していることをフランス大使も認めている。2008年4月時点で、北京でのフランス観光ビザの申請者は6割にまで減少しているという。この件がフランスの観光業界と国家経済に与える影響については未だ明確ではないが、両国が意思の疎通を強化し問題の解決に努め、早期の解決を図るべきだとしている。

フランス大使館がビザ発給を停止しているというデマに関して、同大使は、すべてのビザ発給機関は通常どおり業務を行っており、ビザの発給は滞りなく行われていると話した。また、2007年にはフランス大使館がビザの手続きを大幅に改善する「Visa-France」も設立しており、中国国民がフランスへ渡航するための観光ビザは最短3日で取得することができるようになっているとともに、ビジネスや政府訪問団のビザ発給も以前と比べて早くなっているとアピールした。（翻訳・編集/岡田）