<中華経済>液晶よりプラズマテレビが人気―中国

Record China    2008年6月24日(火) 7時9分

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20日、報道によると、今年1〜4月の中国国内プラズマテレビ販売数は10万台を超え、年間販売数は155万台を突破する見込みだという。資料写真。

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2008年6月20日、信息時報の報道によると、オリンピック商戦によりプラズマテレビ市場が急速に盛り返してきている。今年1〜4月の中国国内プラズマテレビ販売数は10万台を超え、08年の販売数は155万台を突破する見込みだという。

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業界関係者によると、現在32インチプラズマテレビは3999元(約6万円)まで値下がりしているのに対し、同サイズ液晶テレビの平均販売価格は5378元(約8万円)。価格差により消費者を魅了し、市場が速やかに回復したという。

さらにメーカーが製造の過程を重視し、次々に工場設備に力を入れたことも原因の一つだという。また2007年にLGが32インチプラズマテレビ用パネルをリリースしたのに続き、08年には日立、サムスンなど、プラズマテレビ大手が続々と中国へ向け小型パネルを供給している。

また、ハイセンスが37インチプラズマテレビの販売開始を宣言。これまで、プラズマテレビは42インチ以上の大型のものか、32インチの小型のものが主流で、中型サイズ市場には空白が生じていた。

現在、小・中型液晶テレビの領域では、中国国内メーカーのパネル需要が高まっているのに対し、供給はひっ迫しており、買い付け価格も下がらない。このような状況下で中国国内企業はリソースに比較的余裕のあるプラズマテレビに力を入れ、シェアの拡大を図っているという。

日本では、50インチ以上の超大型サイズでも、プラズマより液晶のシェアが拡大している。

(翻訳・編集/YY)

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