S・ストーン擁護のイケメン作家、今度は文豪酷評で世論の袋叩きに―中国

Record China    2008年6月20日(金) 23時37分

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6月19日、シャロン・ストーンの「四川大地震はチベットの報い」発言を擁護して世間の非難を浴びた作家・韓寒(ハン・ハン)氏が、今度は画家の陳丹青氏とのテレビ対談で中国の文豪を酷評。写真は7日、北京でレースに参戦する韓寒氏。

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2008年6月19日、80年代生まれの若手人気作家でその容貌から若い女性からも絶大な人気を誇る韓寒(ハン・ハン)氏が、巴金や老舎など中国を代表する文豪たちを「文章力がない」と酷評。国民の猛反発を招いている。広東省の「広州日報」が伝えた。

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米国人女優シャロン・ストーンの「四川大地震はチベットの報い」発言を擁護して世間を敵に回した韓寒氏だが、今回は画家で芸術評論家の陳丹青(チェン・ダンチン)清華大学教授とテレビ番組の対談の中で「老舎(ラオシャー)と茅盾(マオドゥン)は文章力がないね」と酷評。陳丹青教授は「それに巴金(バージン)もだめだ。冰心(ビンシン)なんか読めたもんじゃない。老舎はまだ良いほう」と続けた。さらに韓寒氏は「この人たちの最大の欠点は文章力。僕なんか全然読み通すことができなかった。こんな人の作品を教科書に載せて学生たちに暗唱させるべきじゃないよ」と言い切った。

2人はさらに、現代作家の余華(ユー・ホア)や蘇童(スートン)についても「1ページもまともに読めなかった」と批評。彼らのこの発言について「権威に対する挑戦」と好意的な見方をする人もいるが、圧倒的多数は「一体自分たちを何様だと思っているのか?」「他人を見下すのが好きなだけ」と激しく反発している。

韓氏は1982年生まれの新進作家。デビュー作「三重門」で現代の中高生の実態をありのままに描き、大ベストセラーを記録。その後も若者のカリスマとして人気を博している。上海出身。プロのレーサーでもある。(翻訳・編集/本郷)

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