絶滅危惧種ユキヒョウの子ども2頭を確認―新疆ウイグル自治区

Record China    2008年6月21日(土) 2時34分

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19日、新疆ウイグル自治区アクス地区林業局の発表によると、先日、同地区山地で発見されたとされる絶滅危惧種のユキヒョウの子2頭の存在を確認した。写真は6日に遊牧民が撮影したもの。

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2008年6月19日、新疆ウイグル自治区アクス地区林業局が記者会見を開き、先日同地区で発見されたとされるユキヒョウ(雪豹)の子2頭の存在を確認したと発表した。新疆人民広播電台が伝えた。

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この2頭の赤ちゃんは、6日付の報道で現地の遊牧民が発見したとされるもの。その後、アクス地区野生動植物保護管理弁公室とウシュトゥルファン県林業局が地元の遊牧民と共同で捜索し、その存在を確認した。ウシュトゥルファン県内の標高3220mの山地で、まず足跡が確認され、その後、排泄物を辿ったところ、洞窟にうずくまっている子どものユキヒョウを発見した。

ユキヒョウ(雪豹)・学名Panthera unciaは、ネコ科の哺乳動物。中央アジアの山岳地帯に生息し、体形や外見はヒョウによく似ている。体長は1.1mから1.3mで、体重は35kgから75kg。生息地の厳しい寒さによって長い体毛を有し、毛の色や模様、尾の形などがヒョウと異なる。

ユキヒョウは現在、絶滅の恐れのある野生動物レッドリストに指定され国際的な保護の対象となっているが、中国でも国家1級保護動物に指定されている。現在世界5000頭の生息数のうち、1000頭が新疆ウイグル自治区に生息している。(翻訳・編集/愛玉)

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