黒竜江日報の報道によると、2008年6月18日、黒竜江省で国内134番目となる最北端の「漠河空港」が開港した。これに伴い、北京―ハルビン―漠河の航路が正式に開通。同日午後、旅客で満席の第1便が北京からハルビンを経由して同空港に到着した。
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同空港は、2006年6月に着工し、総投資額は2億3600万元(約35億4000万円)。滑走路はボーイング737―800までの旅客機が離着陸できる規模となっている。エプロンには同時に2機の中型旅客機が駐機可能で、年間延べ利用旅客数は12万人を見込んでいる。
北京と漠河を結ぶこの航路には中国南方航空のエアバスA320機が就航。毎日往復1便が運行される。この航路が開通したことで、漠河―ハルビン間は1時間40分、漠河―北京間は4時間と所要時間は大幅に短縮された。(翻訳・編集/岡田)