35年間で最悪の干ばつ被害、作物や放牧に影響―新疆ウイグル自治区

Record China    2008年6月20日(金) 11時38分

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19日、深刻な干ばつが続く中国新疆ウイグル自治区では、この2か月間で計850万畝(約56万ha)の農作物に被害が出ていることが、同区水利部門の最新データで明らかになった。写真は3月の同区コクトカイ県。

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2008年6月19日、深刻な干ばつが続く中国新疆ウイグル自治区では、この2か月間で計850万畝(約56万ha)の農作物に被害が出ていることが、同区水利部門の最新データで明らかになった。特に被害の大きいタルバガタイ(塔城)地区では、ここ35年間で最悪の大干ばつに見舞われている。新華社通信(電子版)が伝えた。

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同自治区水利庁によると、今年春から続く干ばつにより、タルバガタイ(塔城)地区やカシュガル市など6地区で干害が発生している。特に、タルバガタイ(塔城)地区の被害は甚大で、ここ35年間で最悪の干ばつ。昨冬以降、同自治区では積雪量が例年より明らかに少なく、春になっても高温少雨や乾熱風が続いていた。

また、同区北部の草原では、5600万畝(約370万ha)で放牧が出来ないほどの深刻な干害に見舞われているという。(翻訳・編集/NN)

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