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昼間太陽の熱で温まった大理石の上に寝転んで、腰を暖める。
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2006年8月16日、連日雨が降り注いだ北京市に久々の晴天が訪れ、天壇公園にある丹陛橋(ダンティチャオー)が大勢の人で賑わっていた。最近夕方になるとこの場所で寝転がる人々が見られるが、これは白昼の太陽のエネルギーをたっぷり吸収した石畳で腰痛を治すため、こうして腰を「煎って」いるとのこと。数百メートルはある丹陛橋の石畳は大理石作りで、この日も表面温度が40℃まで上がっており、市民たちはその上にシーツを敷き、目を閉じてリラックスしている。人々の間では、大理石の上で横になって腰痛を直すという「民間療法」がちょっとしたブームになっているようだ。一番よい時間帯は夕方6〜9時だと主張するが、専門家はあくまでも心理効果があるのみで、科学的根拠はないという。
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