<中華経済>石油製品の税還付、シノペック「期間延長の見通し」―中国

Record China    2008年6月17日(火) 21時40分

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17日、中国石油最大手、中国石油化工股〓(にんべんに分)有限公司(シノペック)の章建華高級副総裁はこのほど、輸入する石油製品の増値税が08年第3四半期(7−9月)も還付されるとの見通しを明らかにした。

2008年6月17日、16日付香港・経済通によると、中国石油最大手、中国石油化工股〓(にんべんに分)有限公司(シノペック)の章建華高級副総裁はこのほど、輸入する石油製品の増値税が08年第3四半期(7−9月)も還付されるとの見通しを明らかにした。

中国財政部は4月、中国石油天然気集団(ペトロチャイナ)、中国石油化工集団の石油大手2社に対する優遇措置として、08年4月1日から6月30日の期間に輸入する石油製品の増値税を還付すると発表した。増値税の還付は石油大手会社の赤字圧縮を目的に採られた措置。中国国内での石油製品の供給不足を背景に、石油大手2社は輸入を強化しているが、原油価格が高騰を続けるなか、中国国内では石油製品の小売価格が政府統制下にあるため、輸入すればするほど赤字がかさむ悪循環に陥っている。

章高級副総裁によると、ディーゼルオイルの輸入価格(税を除く)は1トン当たり1万1000元。中国国内の1トン当たりの平均出荷価格が5040元であることに比べ、両者には6000元以上の開きがある。(翻訳・編集/KS)

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