2008年6月11日、四川省政府は寄付金を含む四川大地震対策費の使用状況について報告した。12日、成都日報が伝えた。

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11日、省財政庁の王一宏（ワン・イーホン）副庁長が記者会見に出席、地震対策費の使用状況を紹介した。11日時点で省政府に集まった地震対策資金は130億元（約1950億円）。内訳は中央政府が66億元（約990億円）を拠出、省政府が25億元（約375億円）、市や県など省内の自治体からは18億元（約270億円）、そして寄付金21億元（約315億円）となっている。

一方、これまでに支出されたのは75億元（約1130億円）、その88％は綿陽市など被害が深刻な地域に投入されている。用途としては被災民の受け入れと救済措置に7億7000万元（約116億円）、被災民及び遺族への見舞金26億元（約390億円）、医療及び防疫に10億元（約150億円）、交通、電力、水利などインフラの回復に16億元（約240億円）などとなっている。災害対策資金は十分に確保されていると結論づけられた。

（翻訳・編集/KT）