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トランプ大統領「習近平主席は友人」、8日からの訪中での協議進展に期待=日米首脳、北朝鮮への圧力「最大限まで強化」で一致―共同記者会見

配信日時:2017年11月6日(月) 18時20分
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日米両首脳は記者会見で、中国に対し、対北朝鮮制裁強化への期待を表明。トランプ氏は8日からの中国訪問について、「習近平国家主席は友人であり、素晴らしい関係を築いている」と指摘、協議の進展に期待した。資料写真。

2017年11月6日、安倍晋三首相とトランプ大統領は東京・元赤坂の迎賓館で会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、圧力を最大限まで高めることで一致した。両首脳は共同記者会見で中国に対し、対北朝鮮制裁強化への期待を表明。トランプ氏は8日からの中国訪問について、「習近平国家主席は友人であり、素晴らしい関係を築いている」と指摘、協議の進展に期待した。

日米両首脳は「日米同盟の揺るぎない絆を世界に示すことができた」と強調。懸案の北朝鮮問題について「今後取るべき方策について完全に見解が一致した」と指摘した。安倍首相は「対話のための対話では全く意味がない。いまは最大限の圧力をかける時だ。日米が主導し、国際社会と緊密に連携し、あらゆる圧力を最大限に高めることで一致した」と言明。北朝鮮に対する日本政府の制裁措置について「追加的な独自制裁を決断した。35団体・個人の資産凍結を7日に決定する」と明らかにした。

トランプ大統領は、北朝鮮に対し日・米・韓・中・露・北朝鮮による6者協議対話などで融和的な政策をとったものの核・ミサイル開発が進んだ事例を挙げながら、「歴代の米政権は北朝鮮に騙されてきた。戦略的忍耐の時代は終わった」と強調。「日本国民と団結し、北朝鮮の脅威に立ち向かっていく」と訴えた。

トランプ大統領は8日からの中国を訪問について「習近平国家主席は友人であり、素晴らしい関係を築いている」と指摘。対北朝鮮制裁や貿易問題などで話し合いを行っているとして、緊密な協議の進展を期待した。

安倍首相とトランプ大統領は韓国や中国と連携して、北朝鮮に強い圧力をかける必要性を、改めて強調したが、米国内には「圧力をかけ続ければ、北朝鮮はいずれ折れてくるというシナリオは楽観的過ぎる」(米外交筋)、「すでに核兵器を保有していると見られる北朝鮮は、圧力をかけても核兵器を手放すことはしないだろう」(米軍事専門家)などの見方が多い。万が一、軍事衝突が発生すれば、韓国、日本、中国など東アジアが多大な惨劇に見舞われるのは必至。北朝鮮と今後どう向き合っていくか、圧力一辺倒ではない対話の道も探るべきであろう。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役、編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。現在、日中経済文化促進会会長。Record China相談役・主筆。著著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」など。 ジャーナリストとして、取材・執筆・講演等も行っている。

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