2008年6月12日、制作延期になっていたNHKの連続ドラマ「上海タイフーン」の撮影再開が決まり、主演のピーター・ホー（何潤東）が間もなく日本入りするという。聯合新聞網が伝えた。

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「上海タイフーン」は、ヒロインを演じる木村多江の妊娠・出産などが原因で、制作が中断されていたもの。このほど撮影再開の通知を正式に受け取ったピーターによると、中断された1年前と同じ髪型・体格を、NHK側から厳しく要求されたという。

同ドラマを優先するため、この1年間にピーターが出演を断った作品はドラマ2本と映画1本で、その他イベント出演などもキャンセルしたため、損失額は2000万NTドル（約7000万円）にのぼるという。

ピーターの日本ドラマ主演は、台湾出身タレントとしては、金城武に続き2人目の快挙。それだけに気合も相当なもので、「オファーが来たときは、悪いジョークかと思った。中断になったときはショックだったけど、神様が準備時間を与えてくれたんだろうと思っている」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）