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11日、中国地震台網センターは、先日、青海省や内モンゴル自治区で発生したM5.0級の地震について、四川大地震とは直接的な関係がないことを示した。写真はタンラ山脈。
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2008年6月11日、中国地震台網センター(CENC)は、先日、青海省や内モンゴル自治区で発生したマグニチュード(M)5.0級の地震について、四川大地震とは直接的な関係がないことを示した。新華社が伝えた。
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同センターによると、9日から10日にかけて、青海省西モンゴル族チベット族自治州タンラ山脈でM5.0級の地震が4回発生しているが、同地区は元来、地震の多発地帯であり、今回の地震は通常の地震活動の範囲内であるとしている。
また、10日午後2時5分(現地時間)に、内モンゴル自治区フルンボイル市でM5.2の地震が発生。東北地区では1999年以来、震源の比較的浅いM5.0級の地震が繰り返し発生する地震多発期を迎えており、今回の地震はその内のひとつと考えられる。
以上2地区で頻発している地震について、同センターの専門家は四川大地震とは直接的な関連はないとしている。また、国内全体の地震活動は過去数年間、停滞期に入っていたが、今年に入ってから通常の活発度に回復しており、引き続き観測が必要としている。(翻訳・編集/愛玉)
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