<一人っ子>2人目の例外出産許可、7パターンを解説―広東省

Record China    2008年6月12日(木) 19時42分

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10日、広東省人口計画生育委員会の梁桂英巡視員が省政府主催のラジオ番組に出演、一人っ子政策の例外として2人目の子どもを出産できる7ケースについて解説した。写真は出稼ぎ中の両親を訪問した子どもたち。

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2008年6月10日、広東省人口計画生育委員会の梁桂英(リアン・グイイン)巡視員が省政府主催のラジオ番組「民声ホットライン」に出演、一人っ子政策の例外として2人目の子どもを出産できる7パターンについて解説した。南方日報が伝えた。

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梁巡視員によると、2人目の出産が許可されるのは広東省では以下の7ケース。

(1)最初に出産した子どもが障害者だった場合。

(2)再婚した夫婦のうち片方に子どもがいない場合。

(3)再婚した夫婦で2人とも子どもの親権を前夫、前妻が要している場合。

(4)不妊症と診断され養子をとった後、妊娠した場合。

(5)一人っ子同士の結婚の場合。

(6)炭坑、深海など危険な職場で5年以上働き、なお現在も在職している場合。

(7)夫婦双方の戸籍がいずれも農村にあり、最初に生まれた子供が女児の場合。

また、梁巡視員は一人っ子政策違反者への罰則を強化していることも明かした。特に格差社会化が進む中、各地の経済水準にあわせて設定された罰金が富裕層や著名人にとっては抑止力にならず、罰金を払ってでも2人目を出産する動きが広がっている。同巡視員は富裕層に対しては罰金を倍に引き上げていることを明かしたほか、違反者を不良記録リストに記入し、各種の表彰から排除されるなど社会的なペナルティが与えられることを紹介した。(翻訳・編集/KT)

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