アメリカ旅行解禁、低迷する市場のカンフル剤に―広東省

Record China    2008年6月10日(火) 8時41分

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8日、中国新聞社はアメリカ旅行の解禁がカンフル剤となって広東省の旅行市場全体を盛り上げていると報じた。写真は四川省江油市の李白故居。地震で大きな被害を受けた。

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2008年6月8日、中国新聞社はアメリカ旅行の解禁がカンフル剤となって広東省の旅行市場全体を盛り上げていると報じた。

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5月12日、四川大地震が発生した。この非常事態に全中国人が注目し、寄付やボランティアなどの形で被災地を支援している。一方で、旅行どころではないとの自粛ムードが広がり、旅行市場は低迷を続けていた。もともと今年は2月の大雪、3月のチベット暴動と混乱が続き、また祝祭日規定の改正により5月の長期連休が短縮されるなど旅行業界にとっては苦しい話題ばかり。今月17日にアメリカ旅行が解禁されるが、旅行会社にとっては待ちに待った明るい話題の到来となった。

あこがれの国・アメリカに行けるとのことで市民の関心も高いもよう。2万元(約30万円)という高いツアー料金にもかかわらず申し込みが殺到しているという。さらにアメリカ旅行熱が飛び火したのか、近距離旅行人気も一気に復活、地震前と比べても3割近い伸びを見せているという。(翻訳・編集/KT)

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