半数が帝王切開による出産を選択!―中国

Record China    2008年6月10日(火) 17時57分

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7日、報道によると、現在、中国では約半数の妊婦が帝王切開での出産を選択しているという。写真は山東省の産後養生センター。

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2008年6月7日、太平洋女性網の報道によると、現在、中国では約半数の妊婦が帝王切開での出産を選択している。

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最新の調査では、中国における帝王切開による出産は年々増加。北京市など、一部の都市では50%以上になるという。北京市友誼医院の産婦人科では、10数年前、帝王切開の割合は20%未満であったのに、現在では50%近く、時には50%を超えることも。市内の別の病院でも40%に達しており、これはWHO発表の標準値15〜20%をはるかに超えている。

帝王切開が増加した原因は昔と比べ妊婦が痛みに耐えられなくなったこと。痛みに伴う体力消耗のため、自然分娩の難度が上がったという。また、生活レベルが向上、栄養状態が改善し、胎児が大きくなったことも原因の一つ。現在、3.5〜5kgという胎児も少なくないという。さらに高齢出産、一人っ子政策などもまだ見ぬ赤ん坊を非常に重視し、帝王切開を選択させる原因となっているという。

北京市内の病院では普段は1日に6、7件行う帝王切開が、吉日には10数件にもなるという。専門家はこれについて、無理な帝王切開は網膜異常など、早産による合併症を起こす可能性もあると危惧している。(翻訳・編集/YY)

※胎児の体重の翻訳ミス「7〜10kg」を「3.5〜5kg」と訂正しました。

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