本名はC、裁判で自分の名前守る―江西省鷹潭市

Record China    2008年6月7日(土) 17時44分

拡大

2008年6月6日、江西省鷹潭市人民法院で趙Cさんが名前にアルファベットを使用する権利をめぐって提訴した裁判が結審、見事自分の名前を守ることに成功した。写真は身分証明書を発行する公安局。

(1 / 2 枚)

2008年6月6日、江西省鷹潭市人民法院で趙C(ジャオ・シー)さんが名前にアルファベットを使用する権利をめぐって提訴した裁判が結審、見事自分の名前を守ることに成功した。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

今回裁判を起こしたのは貴州省の大学に通う趙Cさん。身分証明書の更新を公安に申請したところ名前にアルファベットを使っていることを理由に拒否されたのだという。これに怒ったのは最高の名前をつけたと自負している趙Cさんの父・趙志栄(ジャオ・ジーロン)さん。弁護士である趙さんは、公安部の「姓名登録条例」はアルファベット、アラビア数字、記号を名前に用いることを禁じているが、これは「国民には自己の名前を決定、使用、改変する権利があり、他人の干渉を受けない」と定めた「民法通則」第98条に反していると提訴した。

現在中国では個性的な名前をつけようとする親が多く、伝統的な漢字3文字の規則から外れた名前が増えている。趙Cさんはまだかわいいほうで、「趙一A」「奥斯鋭娜王」など驚くような名前の子どもが次々と誕生している。以前にはある両親が子どもに「@」という名前をつけようとして拒否されたとのニュースも伝えられた。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携