毛沢東専用磁器「7501」が目玉の陶器芸術品展示会を開催―北京市

Record China    2006年8月16日(水) 15時32分

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最高度の技術をもって作られた毛沢東専用の磁器「7501」が展示されている。

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2006年8月15日、北京市壁興(ビーシン)専門陶芸館で、第3回中国陶器芸術品展示会が開催された。中でも最も注目されているのは、「7501」と称される毛沢東専用の磁器60点だ。これは1975年、中央政府が毛沢東専用磁器の焼成を命じ、景徳鎮(けいとくちん)窯はこれを江西(こうせい)省の一大プロジェクトとして慎重に完成させたもの。磁器表面には毛沢東が愛する梅花や桃花、竹、芙蓉などの模様が描かれ、また多忙ですぐに食事がとれないことも考えて、料理が冷めないようにすべての磁器に蓋がつけられている。焼成にも高度な技術が必要とされ、当時の中央各幹部の審査、毛沢東の最終決定などを経てやっと完成したという。熟練の技術者40人が半年をかけて1万点を越える磁器を作成し、中から「7501」と名づけられた3000点を選出したが、最終的には300点余りが毛沢東の下に送られたという。残りの磁器は破棄処分されるはずだったが秘密裏に保管され、その後民間に流出しているという。

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