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6月4日、四川大地震の被災地にボランティア活動に出かけたところ、「無断欠勤」の扱いを受け、勤務先の病院から解雇を言い渡された女性医師に対し、病院側が処分を撤回して謝罪。両者は和解した。写真は四川省彭州市の被災地。
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2008年6月4日、北京市の「新京報」が伝えたところによると、四川大地震の被災地にボランティア活動に出かけたところ、「無断欠勤」の扱いを受け、勤務先の病院から解雇を言い渡された女性医師に対し、病院側が処分を撤回して謝罪。両者は和解した。
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この医師は、重慶第一医院の[米/女]継英(ロウ・ジーイン)さん。被災地へ3日間のボランティア活動に出かけたが、病院側はこれを「無断欠勤」とみなして彼女に解雇を言い渡した。国内メディアがこれを報道したところ、病院側には全国から抗議が殺到。病院長はロウさんに処分の撤回を直接告げ、「思慮に欠けた態度をとった」と謝罪した。
病院側はロウさんが望むならば職場復帰は可能だが、どうするかはロウさんの選択に任せると話している。ロウさん本人は、解雇処分が撤回され、自身の名誉も回復できただけで十分だとして、今後も病院へは戻らずに被災地でのボランティア活動を続けていきたいとの意向を同紙に語っている。(翻訳・編集/本郷)
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