2008年6月6日、華商晨報が6日までに伝えたところによると、遼寧省瀋陽市で不動産価格の伸びが鈍化している。5月の同市不動産価格は前年同期に比べ5．9％上昇したが、08年1月と比べた伸び幅では3．7ポイントの下落となった。

国家発展・改革委員会（発改委）の調査チームによると、5月は新築物件、中古物件ともに前年同期に比べ4．4％、8．4％と価格が上昇。しかし、同年1月の伸び幅に比べると、それぞれ4．2ポイント、2．7ポイント下落している。

専門家は同市の不動産市場が調整期を迎えていることを指摘する。その他大都市で不動産市場が調整期となっている影響を受けていること、物件の市場への供給が増加していることの2点を要因に挙げた。（翻訳・編集/KS）