呪われた抗日ドラマ?またも撮影中事故、スタッフ1人が感電死―雲南省

Record China    2008年6月4日(水) 21時0分

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6月4日の報道によると、雲南省で撮影中の抗日戦争ドラマ「[シ真]西1944」の撮影現場で、スタッフ1人が感電死した。関係者には緘口令がしかれている模様だが、遺族には既に750万円の慰謝料が支払われたという。写真はドラマ撮影風景。

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2008年6月4日、現代快報の報道によると、雲南省で撮影中の抗日戦争ドラマ「[シ真]西1944」の撮影現場で、スタッフ1人が感電により事故死した。

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ドラマ「[シ真]西1944」は、雲南省西部での抗日軍の戦いを描くワン・シュエビン(王学兵)、スン・ニン(孫寧)主演の作品で、7月の撮影終了を予定している。先日、撮影セットの交換中にスタッフの1人が感電死したと、出演俳優の1人がメディアに漏らしたことから事件が発覚。記者がスタッフらに接触を試みたが、いずれも固く口を閉ざしたまま。また、ロケ地の龍陵県委員会宣伝部も「この件はすでに処理済み」と詳細を語ろうとしないという。

その後、関係者が匿名を条件にメディアに語ったところによると、事件は5月18日、ロケ車が現場を運転中、照明のために張りめぐらせた電線にひっかかり、それを外そうと電線に触れたスタッフが感電したという。このスタッフはすぐさま病院に搬送されたが、およそ1時間後に死亡。事後処理には地元の安全生産監督管理局があたり、遺族には製作側から50万元(約750万円)の慰謝料が支払われた。

同省内の保山市では4月13日と20日に、同じく抗日戦争ドラマ「わが連隊長、わが連隊(原題:我的団長、我的団)」の撮影中に、爆薬の誤爆や撮影セットの崩落と相次いで事故が起こり、合わせて3人が亡くなり、50人が負傷。撮影現場の安全徹底が呼び掛けられていたばかりだった。(翻訳・編集/愛玉)

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