四川舞台の「二十四城記」をチャリティー上映、収益で大地震被災地の文化施設再建へ―上海市

Record China    2008年6月4日(水) 22時13分

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6月3日の報道によると、映画「二十四城記」のチャリティー上映会が上海市で行われ、ジャ・ジャンクー監督と主演のチャオ・タオが出席。収益金は四川大地震被災地の文化施設再建に充てられる。

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2008年6月3日、新聞晨報が伝えたところによると、映画「二十四城記」のチャリティー上映会が上海市で行われ、ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督と主演のチャオ・タオ(趙涛)が出席した。

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「二十四城記」は、四川省成都市の国営工場が舞台。1950年代から80年代にかけて、3世代の女性を通じ、近代化の波や人々の変化を描いている。先日閉幕した第61回「カンヌ国際映画祭」ではコンペティション部門にノミネートされ、同時期に四川大地震が発生したこともあり、高い注目を集めた。

映画は全て四川省内で撮影。ジャ監督は「現地への思い入れは特別に深い」と話す。チャリティー上映会は上海はじめ、北京、広州、成都でも実施され、収益は全て中国赤十字会を通じて、被災地の文化施設再建に充てられるという。

また、ジャ監督は、「今回の大震災が、これからの創作の上で非常に重要なテーマになると思う」と述べ、今後、何らかの地震をテーマにした映画を製作する可能性を示唆した。(翻訳・編集/Mathilda

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