<手足口病>落ち着きの兆し、市衛生局は引き続き注意喚起―北京市

Record China    2008年6月4日(水) 12時29分

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6月4日、北京晨報は北京市でも多数の発症例が報告されていた手足口病について「落ち着きつつある」と報道。しかし、市衛生局は「これから夏場は流行しやすい時期」して、引き続き予防徹底を呼び掛けているという。写真は四川省の幼稚園での検査。

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2008年6月4日、北京晨報は、北京市でも多数の発症例が報告されていた手足口病について「現在、落ち着きの兆しが現れている」と報道した。

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6月2日までの統計で、北京市における手足口病の報告例は8283例。そのうち6579例がすでに完治しているという。発病の内訳は家庭内の児童4094例、託児所などの児童3504例、学生615例など。死亡したケースは3件で、うち2件は河北省から治療に来ていた児童、もう1件は市外からアルバイトに来ていた少女だったという。

北京市疾病予防センターによれば、5月上旬から中旬にかけ、手足口病の発症例が大幅に増加。5月15日には1日だけで発症報告数が447件を記録した。その後は各地で感染拡大を防止する対策が採られたことで、次第に沈静化。5月24日以降、市内の新規発症例は200件以下と大幅に減少した。

しかし、市衛生局は「6〜8月の夏場は例年、手足口病が流行しやすい季節」として、市民に対し、引き続き感染予防を徹底するように注意を促している。(翻訳・編集/岡田)

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