2008年6月2日、北京動物園関係者の情報によると、四川省の臥龍（がりゅう）パンダ保護研究センターからやってきた8頭のオリンピックパンダは健康で精神状態も安定しており、同月5日、正式に一般客へお披露目されるもようだ。「京華時報」が伝えた。

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午後4時、北京動物園のパンダ館新館にメディア各社が集まった。数多くのカメラが8頭のオリンピックパンダに向けられたのだが、パンダの精神状態は至って平常で、1列に並び、筍を食べるなどして、報道陣を迎えた。

同園の呉代福(ウー・ダイフー)飼育責任者は、｢1日にオリンピックパンダ8頭の体重を測定したが、5月24日の北京入り時と比べ、平均2〜3kg増えた。食欲も正常に戻り、毎日一頭あたり約600gのトウモロコシなどの粉を水でこねて蒸したものと20kgの筍を与えている。飼育員もパンダ館に寝泊りをし、夜食に竹を与えたり、昼間ともに遊んだりして、新しい生活に慣れさせるようにしている｣と語った。

5日午前11時ころオリンピックパンダ8頭が一般にお披露目となる予定。観光客の制限も考えているという。同時に四川大地震の影響を受けた臥龍パンダ保護研究センターへの募金も行うという。(翻訳・編集/MM)