<シャロン失言>「外国人ばかりとやかく言うな」人気作家の発言に非難ごうごう―中国

Record China    2008年6月2日(月) 17時26分

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2日、四川大地震を「カルマ(=業)」と発言したハリウッド女優・シャロン・ストーンを擁護する発言で批判の矢面に立たされた若手人気作家の韓寒氏が、「自分を棚に上げて、外国人にばかり厳しい目を向けるな」と反論した。写真は韓寒氏。

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2008年6月2日、ハリウッド女優・シャロン・ストーンが四川大地震を「カルマ(=業)」と発言し、中国全土でシャロン批判が吹き荒れる中、シャロンを「マスコミ報道の被害者」と擁護する人物が現れた。擁護発言を自身のブログで発信した若手人気作家・韓寒(ハン・ハン)氏にも、非難が集中している。中国経済網の報道。

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韓氏は今回の事件を「中国メディアが自分達に都合の良い部分だけをかいつまんで報道した結果、シャロン発言の本来の趣旨とは違った内容が伝わってしまった」と弁護している。しかし、この発言が反感を買ってしまった理由には、韓氏の日ごろの「唯我独尊」主義がたたっているようだ。多くのネットユーザーは、「彼は自身を唯一無二の存在にしたてあげることに腐心しすぎている。今回の発言も“大衆とは違い、自分だけは冷静だ”と言わんばかりの口ぶり。彼の頭脳は問題アリだ」と批判の声が相次いでいる。

そんな中、韓氏は、自分のことを棚に上げて外国人にばかり厳しい目を向ける中国人をこう批判している。「もし自分を人道主義者と思うなら、どこかの国の悲惨な災害も、人類全体のものとして受け止めるべきだ。では、中国人はどうだろう?アメリカの9・11テロの時、日本の阪神大震災の時、台湾大地震の時、インドネシア・スマトラ沖地震の時、私たちはこれらをどう受け止めた?」

韓氏は1982年生まれの新進作家。デビュー作「三重門」で現代の中高生の実態をありのままに描き、大ベストセラーを記録。その後も若者のカリスマとして人気を博している。上海出身。プロのレーサーでもある。(翻訳・編集/愛玉)

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