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30日、四川大地震被災地慰問のため現地入りした韓国の李明博大統領は「軍輸送機による輸送を許可したことは『戦略協力パートナーシップ』の体現」と発言、強い結びつきをアピールした。写真は四川省で活躍する韓国ボランティアチーム。
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2008年5月30日、四川大地震被災地慰安のため現地入りした韓国の李明博大統領は「中国が韓国軍輸送機の救援物資輸送を許可したことは両国の「戦略協力パートナーシップ」を体現したもの」と発言、強い結びつきをアピールした。31日付で環球時報が伝えた。
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29日、韓国を出発したC-130輸送機3機は30日までに四川省成都市に到着。10人用テント100張、1人用テント2000張など26.6トン、3億8000万ウォン(約3890万円)相当の物資を輸送した。韓国軍関係者は同国軍が中国に初めて足を踏み入れた「歴史的意義を持つ」輸送だったと評価している。
韓国以外でもロシア軍輸送機も援助物資輸送のために中国入りしている。強い反発から自衛隊機派遣が中止され、物資輸送自体も遅れている日本とは明確な対照を見せている。今回の自衛隊機派遣問題は、一時受け入れが進んだ事実だけでも極めて大きな出来事と評価できるものの、他国と比べ日中間の歴史問題の根深さを改めて浮き彫りにした。(翻訳・編集/KT)
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