2008年5月30日、最新のデータによると、中国の13歳から18歳までの青少年合計1億3000万人のうち、タバコの愛好者は推定1400万人、喫煙経験者は同4000万人以上に達している。「中国新聞網」が伝えた。

【その他の写真】

中国の青少年のタバコ愛好者は、男子学生が主流を占めているものの、大都市の女子学生の間では喫煙経験率や喫煙率がいずれも上昇傾向にあるという。

5月31日は世界保健機関（WHO）が定めた、今年21回目を迎える「世界禁煙デー」。

WHOではタバコ依存症を、疾病、傷害および死亡などの統計分類である「国際疾病分類（IDC）」に一種の疾病として分類し、タバコを人類の健康にとって最大の脅威であると認定している。

また、中国の専門家は「ある種のタバコは低タールを売り物にしているが、タールはタバコに含まれている有害物質のひとつに過ぎず、低タールだから健康に害がないというわけではない」と注意を呼びかけている。（翻訳・編集/HA）