<四川大地震>野良犬を手当たり次第に射殺、感染症予防で―四川省

Record China    2008年5月30日(金) 23時19分

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29日、四川大地震から2週間以上経った同省綿陽市安県の「黄土避難所」では、警官が山から下りてくる野良犬を片っ端から射殺して、市民を感染症から守っている。写真は少しずつ笑顔が見えるようになった安県の被災者達。

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2008年5月29日、四川大地震から2週間以上経った同省綿陽市安県の「黄土避難所」では、警官が山から下りてくる野良犬を片っ端から銃で射殺して、市民を感染症から守っている。チャイナネットが伝えた。

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29日早朝から小雨が降っていた綿陽地区では、午後になって雨脚がどんどん強くなってきた。感染症が懸念される被災地にとって、雨は大敵だ。消毒液は撒けないし、汚物が雨に流れて広がってしまう。「黄土避難所」は安県黄土村付近に設けられたテント村。ここには、北川チャン族自治県からおよそ3000人の被災者が避難している。

この辺ではこれまで、病原菌を持つ疑いのある動物は全て射殺してきた。昨日もマスクをした2人の警官が、自動小銃を持って巡回する姿が。山から下りてくる野良犬を処分するのだという。「ここ数日で何匹も殺したよ。見つけたらその場で射殺するんだ」とその警官は語っていた。(翻訳・編集/NN)

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