2008年5月29日、新華網によれば、中国外交部の劉結一（リウ・ジエイー）部長補佐官が29日、スウェーデンのストックホルムで行なわれた、イラク復興支援をめぐる「イラク国際協定」を協議する国際会議で、中国がイラクの復興支援を積極的に継続してくことを明らかにした。

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劉補佐官は、中国はイラクに対し、これまで1億2000万元（約18億円）の無償援助を行っているが、2008年にも無償援助を継続すると発表。さらに、中国政府はイラク政府の未返済債務を免除し、関連中国企業もイラク側の債務を減免していくとの考えを明らかにした。

劉補佐官は、中国政府はイラクの安定と平和のために積極的に協力を行うとともに、イラクが民族の和解を進め、安定のための公正で包括的な対話を行うことを求め、豊富な資源を活用して経済成長を推進することがイラク国民の利益につながると述べ、そのためにも国際的な支持と支援がイラク復興に不可欠なものだとした。（翻訳・編集/岡田）