2008年5月29日、28日付香港・経済通によると、中国の白物家電最大手、海爾電器集団（ハイアール）が、米ゼネラル・エレクトリック（GE）の家電部門の買収候補に挙がった。GEのジェフ・イメルト会長が28日、訪問先の北京で明らかにした。ハイアールの張瑞敏総裁は、「米国市場に参入する絶好の機会だ」と述べ、買収に意欲的な姿勢を示している。

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ただ、買収までには競争も激しい。イメルト会長によると、同社家電部門の買収には複数社が興味を示しており、ハイアールのほかにも、韓国LG電子、メキシコMabe、トルコArcelikなどの名が挙がっている。

GE家電部門の資産価値は40億−80億米ドル。07年の売上高は72億米ドルだった。（翻訳・編集/KS）