2008年5月26日、北京五輪食品専門家委員会の蔡同一（ツァイ・トンイー）委員は華商晨報の取材に答え、五輪アスリートに提供される中華料理メニューについて明かした。

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これまで五輪ではアスリートに提供される料理はほとんどが欧風だったが、今回はメニューの30％が中華とすることが決まっている。外国人が気に入る中華料理を提供することが求められる中、メインとなるのは中国を代表する有名料理・北京ダックだ。蔡委員はアスリートのために特に注意を払っていると強調、用いられる鴨は生後45日以内の若鶏で健康、体重などのチェックも義務づけられることを明かした。またドーピング検査で問題が起きないよう飼料には厳しい成分検査を課し、あぶる時間も通常より長くすることで油控えめでヘルシーな「五輪ダック」になるという。

北京ダック以外では水ギョーザ、湯圓（ごま餡などが入った白玉団子）も外国人に人気があるとしてメニューに加えられている。もちろんこちらもアスリートの健康に配慮し、厳しい検査を実施するという。（翻訳・編集/KT）