韓国のしゅうとめがベトナム人嫁を相手に詐欺!?ドキュメンタリーで明かされネットで批判噴出=「番組を見て耳を疑った」

Record China    2017年11月23日(木) 12時0分

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20日、韓国日報によると、国際結婚家庭について扱った韓国の教育テレビEBSのドキュメンタリー番組「多文化嫁しゅうとめ熱戦」に、「時代を反映していない」など批判が集中している。写真はソウル・南大門市場。

2017年11月20日、韓国日報によると、国際結婚家庭について扱った韓国の教育テレビEBSのドキュメンタリー番組「多文化嫁しゅうとめ熱戦」に、「時代を反映していない」など批判が集中している。

問題になっているのは、16日に放送された「嫁の結婚条件のせいでつらいしゅうとめ」と題する番組。18歳で韓国に嫁いできたベトナム人女性Aさん(21)と、しゅうとめのクァクさん(61)に関する内容だ。

結婚前、韓国人男性イさん(38)は、自分を好いてくれないAさんに対し、自分と結婚してくれればAさんを大学に入れ、Aさんの実家の修理をし、Aさんの実家に毎月20万ウォン(約2万円)の仕送りをすると約束したという。Aさんはこの「結婚条件」を受け入れて韓国行きを決心したが、約束が守られることはなかった。最初の半年のみ実家に仕送りをしてくれたのがすべてだったという。

番組でAさんは「とても後悔している。親孝行な娘にならなければよかった。周りの友達のように大学に通っておいしいものを食べて…時間を巻き戻したい」と打ち明けたのだ。さらにAさんは「工場で働いてお金を稼ぎたい」と明らかにしたが、クァクさんが育児を理由に反対。稼ぎのない夫イさんも、母親のクァクさんに対し「自分の代わりにAさんの実家に仕送りをしてほしい」と頼んだが、家計が苦しいという理由で断られてしまった。番組はその後、嫁しゅうとめが対立解消に向けベトナムを訪れるも根本的な問題は解決されず、Aさんが韓国に戻ってアルバイトをする場面で終わっていた。

番組の視聴者掲示板やSNSでは「国際結婚をあまりにも軽く扱っている」と批判が噴出しているという。特に、嫁との約束を守るため「しゅうとめがつらい思いをしている」という、番組タイトルにも表れた視点が問題視されており、「幼い外国人女性たちを利用して結婚した例をうまく番組に編集した」「問題意識を持たずに、まるでこういう苦労が国際結婚家庭の通過儀礼のように描写した放送にあきれた」などの声が上がっている。

また番組では「結婚したら嫁ぎ先が自分の家になるのに、Aさんが実家のことばかり気にするから、クァクさんが心配だ」というナレーションもあったといい、「番組を見て自分の耳を疑った」という視聴者もいた。

さらに家計が苦しいはずのクァクさんが、最近400万ウォン(約40万円)もする家具を購入していたことも番組で明かされ、「金銭的余裕がありながらお金がないふりをしていい条件をちらつかせて結婚させ、しかも条件を守らないのは詐欺だ」とクァクさんへの厳しい声も飛んでいる。(翻訳・編集/松村)

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