日中安保対話、中国側「妨害を排し、関係改善基調を強固に」―中国メディア

人民網日本語版    2017年10月30日(月) 21時10分

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日中両政府は27日、外交・防衛当局幹部による第15回日中安全保障対話を東京都内で開いた。

中国の孔鉉佑外交部長助理(外務次官補)は27日、日本の秋葉剛男外務審議官と東京で第15回日中安全保障対話を行った。対話には両国の外交・防衛当局者が出席した。孔外交部長助理は同日、河野太郎外相とも会談した。人民日報が伝えた。

孔外交部長助理は河野外相との会談で「最近、中日関係は前向きな連動が増えると同時に、複雑な要素を依然抱えてもいる。双方は今年の中日国交正常化45周年と来年の中日平和友好条約締結40周年の契機をしっかりと捉え、妨害をしっかりと排除して、両国関係改善の勢いを確固たるものにするべきだ」と述べた。

河野外相は第19回党大会の成功裏の開催を祝し「日本側は対中関係を重視している。中国側と共に努力して両国関係の改善・発展を推し進めたい」と表明した。

日中安保対話で、双方は世界と地域の安保情勢、両国の安保政策と防衛交流・協力について意見交換した。

中国側は「中国は終始変らず平和的発展の道を歩み、共通・総合・協力・持続可能なグローバル安全保障観を提唱し、常に国際平和・安定の維持者・建設者であり続けている。中国側は近年の日本の軍事・安保分野の動向に懸念を表明した。日本側が平和的発展を堅持し、地域の平和・安定に建設的役割を発揮することを希望する」と表明した。

日本側は防衛・安保政策を説明。引き続き平和国家の道を堅持し、「専守防衛」政策と「非核三原則」を堅持すると表明した。

双方は対話を継続し、危機管理を強化し、両国関係の改善に積極的役割を果たすことで同意した。(提供/人民網日本語版・編集NA)

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