<中国人観光客が見た日本>経験者が語る「日本旅行初心者の心得」とは?

Record China    2017年10月28日(土) 11時50分

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27日、何度も日本旅行に訪れているという中国人旅行者が、自らのブログの中で、初めて日本旅行へ行く人に対して「心得」をまとめた。写真は作者提供。

2017年10月27日、何度も日本旅行に訪れているという中国人旅行者が、自らのブログの中で、初めて日本旅行へ行く人に対しての「心得」をまとめた。以下はその概要。

1.日本の文字の半分は中国人が知っているもので、だいたいの意味が分かる。だから日本は中国人が旅行する最適の国だ。

2.日本人の多くが外国人に対して忍耐強く親切で、できるだけ外国人旅行者の助けになろうとする。でも、ほとんどの日本人はシャイで英語が上手くない。以前、ある店を探していて高校生たちに道を聞いたが言葉が通じず、彼らは直接店まで連れて行ってくれた。サービスでいえば、日本は旅行客の天国だ。

3.日本の観光地の99%はとても清潔で、どのトイレにもトイレットペーパーが備え付けてあるので心配いらない。でも、使用したトイレットペーパーを便器に流す文化のため、トイレットペーパーはとても薄い。トイレットペーパーはごみ箱に捨てず、便器に直接流すこと。

4.ごみの分別が厳しいので、個人旅行の場合は時間を取って日本のごみの分別方法を学んだ方がいい。通常は燃えるごみと燃えないごみの2種類だ。

5.日本は欧米やタイとは違うので、チップを渡さなくていい。日本人は渡されることに慣れていないので理解に苦しみ、自分が尊重されていないと感じてしまう。

6.日本へ行く前には2万円だけ両替すればいい。80%のコンビニ、特にセブンイレブンのATMは、銀聯、VISA、マスターカードに対応している。

7.多くのファストフード店では自分で注文する必要があり、機械から出てくるチケットを店員に渡す。普通は機械に中国語の選択肢があるが、なければ勘に頼るしかない。

8.日本のタクシーは非常に高いから割に合わない。一番いいのは地下鉄とバスだ。地下鉄は非常に複雑で、色の違いで急行と各駅停車に分かれている。分からなかったら駅員に尋ねればいい。だが、日本の交通案内はとても人に優しくできているので、一目で分かるようになっているはず。辛抱強くゆっくり観察すれば、乗り間違えることはなく、自分で目的地に行ける。日本の公共交通はとても時間に正確で、地下鉄もバスも時刻表があり、時間通りなので読みやすい。

9.日本は交通にしても食事にしても、一番よく使うのが細かいお金、つまり硬貨だ。日本では細かいお金が非常に重要で、どこに行くにも硬貨が必要。あらかじめ準備しておいた方がいい。

10.パスポートは携帯すること。買い物での支払いの時にパスポートを出して、免税になるかどうか聞いてみるといい。多くの店ではその場で免税にしてくれる。奈良県立美術館など一部の美術館では外国人は無料だ。したがって、自分からパスポートを出すことは重要だ。

11.日本は全体的に非常に治安のよい国なので、安心して遊べる。でも、夜遅くの単独行動は避けた方がいい。普通の住宅街では夜8時を過ぎるともう休んでいる時間なので、大声で話してはいけない。

12.日本の野菜や果物は非常に高価で、カキ1つが12元(約200円)、10粒のブドウが30元(約500円)する。中国人からするとちょっと受け入れられない金額だ。だから日本ではヨーグルトを多く食べるといい。他にも、食物繊維の飲み物が多くある。

13.日本での買い物はお買い得なので、初めて行くと爆買いは避けられない。LCCの場合は公式ホームページで受託荷物をあらかじめ購入した方がいい。キャリアの場合でも重量には気を付けよう。日本の空港は重量超過に厳しく、数千元(数万円)も支払う羽目になる。(翻訳・編集/山中)

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