2008年5月22日、中国地震局が公式HP上で明らかにしたところによると、20日午後6時に福建省に突如出現したヒキガエルの大群は、地震の予兆とは何ら関係がない。中国新聞社の報道。

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20日に福建省の連江県と泉州市の路上に突如、ヒキガエルの大群が出現した。福建省地震局は、同省気象台予報課の主席予報士や福建師範大学生命科学院動物学部の教授、地震の専門家などを招いて緊急会議を開き、現地報告を分析したほか、同省の地震活動の動向や予兆観測資料などについて討論を重ねた。

その結果、中国地震局は、近い将来、福建省に大地震が発生するリスクは非常に低いと結論を出した。その理由は以下の通り。

1)今回ヒキガエルの大群出現は、おたまじゃくしがカエルに成長するシーズンと重なっており、正常な現象である。

2)省内150か所のマクロ観測地点では、その他の異常現象が観測されていない。

3)省内の地震活動状況、予兆観測資料からは破壊的規模の地震発生の可能性は小さいと分析された。

(翻訳・編集/愛玉)